よくある質問

  • Q.糸目とは?

    黒い部分(地色)と文字の赤の色(差し色)がぶつかった状態になっているため、ブッツケと言います。ブッツケの場合、色と色との境目が若干滲んだようになる場合があります。

     色と色との間に白いフチ(非染色部分)がある状態を、糸目(いとめ)と言います。
    糸目がある状態では色同士がぶつかり合わない為、滲んだようにはなりません。

    商品によりブッツケの柄を使用することはありますが、色数が多く細かい柄のブッツケなどは、印染には不向きです(顔料プリントは除く)。その場合、繊細で細かな表現まで再現可能な昇華転写プリントにて対応いたします。(※昇華転写はポリエステル専用です。)        

  • Q.色について

    染める対象は、布地(生地)です。紙に印刷したものとまったく同様には仕上がらないことが多いです。
    色見本のカラーチップなどは光沢のある紙です。また、絹の色見本でも同様に、綿の染色では、絹と同様の光沢は不可能です。
     綿生地の場合、染め上がりの色は、生地の加工方法等によりくすみが出ることがあります。
    指定の色があれば、可能な限り近い色にて染色致します。

     本染めは生き物と同じで、染色時の気温、湿度、乾燥時間、色の定着の為に蒸す際の湿度等、工程の条件によって微妙に変化します。
    そのため、見本があれば、できるだけ近い色になります。
    リピートの場合も、全て前回の通りのオーダーでも、微妙に変わることがあります。予めご了承ください。

    色の指定は、DIC全染研カラー(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ)からも出来ます。

  • Q.柄模様のサイズについて

     製品の種類によって、細かな文字やロゴマークには染められる大きさの限界があります。事前に打ち合わせしてから製作にかかります。
    指定ロゴなどの場合、出来上がりの太さがご指定サイズと数ミリ変わる場合があります。理由として、 引染は、白抜き部分(非染色部分)に防染糊を置いて染色しますが、糊が少し太る(膨張する)ため、白抜きが若干太くなります。捺染の場合は、逆に染料が白抜き部分にしみて、白抜きが若干細くなります。

    打ち合わせの際にサンプル等があれば、可能な限りその通りの製品を製作致します。新規の場合は、デザイン構成の段階で、こちらからも印染の特性を踏まえて良い商品作りの為のご提案をさせて頂きます。

  • Q.仕立て上がりサイズについて

    生地は伸縮するため、製版の際に型紙を正確に製作しても、水洗の際や、色の定着のために蒸気で蒸す際、乾燥の際などに必ず伸縮します。そのため、ミリ単位の仕様書があっても、必ず誤差が生じます。
    5~10ミリの誤差は、許容範囲となりますので、ご承知下さい。
    仕立ての際に、極力寸法をご指定の大きさに合わせた上で納品させて頂きます。

  • Q.使用書体について

    書体見本

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    お客様の希望により、手書き文字等の指定書体での作成も可能です。

    パソコンによりトレースしてデータ化することも出来ますのでご相談下さい。


    ※Illustratorによるデータでのご依頼の場合、文字は必ずアウトライン化して下さい。

  • Q.データ入稿時の注意点

    当社ではメール、DVD-R、DVDーROM、サンプル(お客様がお持ちの旗・のぼり・のれん・袢天等、またそれらの情報が分かるFAX)でのご依頼にお答えすることができます。

    〈※サンプルは、デザインのトレースをご希望の場合や、ご希望の色の見本として〉

    データ形式はdxf、pro、eps、Ai、jpgでお願いします。
    データの容量によりメールでのご依頼にお答えできない場合があります。

    Illustratorの場合、文字をアウトライン化した状態でお願いします。
    当社にお客様がお使いになったフォントがない場合、当社でトレースすることとなり、多少お時間がかかります。また、オートトレースされた文字の場合もデータを軽くするために当社で再トレースすることとなります。
    当社ではWindowsCADを使用しておりますので、Macでのご依頼の場合は特に違ったフォントになってしまう恐れがあります。
    トレースはサンプルに近い状態になるよう常に努力しておりますが、生地は伸縮するものですから、仕上がりは若干元データと異なることがあります。予めご了承ください。

  • Q.防炎加工について

    室内使用の、のれん、旗、幕などで消防法により、防炎加工を必要とする場合があります。
    防炎加工は、洗濯するとその効果がほとんど無くなりますのでご注意下さい。
    洗濯後は、再度加工することにより、新たに防炎加工シールを貼ることができます。
    また、印染製品を防炎加工すると、若干色が変色する場合があります。

     


    ※顔料を使用した商品の場合は、防炎剤の入ったバインダー(染料を溶かす糊)を使用して防炎しますので、非染色部分の防炎加工は不可能です。尚且つ、顔料プリント後に防炎加工をすることは、消防法の二次加工に当たるため法律に違反した商品になります。しかし、近年飲食店ののれん等で、顔料を使った製品にも関わらず防炎加工と謳っているものがかなり見受けられます。弊社は染料を使用した“本染め”の商品のみを製造しております。法律に則って、お客様にご満足いただける商品をご提供致します。

  • Q.洗濯方法

    一般的な洗濯方法

    ・最初の使用について

    最初の使用の時、製品の仕上がり時には、表面に若干の染料が残っています。そのため、水分(雨、汗など)で色が流れることがあります。

    水分がかかる可能性のある場合は、初めに洗濯してからの使用をお勧めします。

     

    ・洗濯について

    初めに、水洗いをしてください。その後たっぷりのぬるま湯で押し洗いしてください。洗剤は中性洗剤を使用し、漂白剤入りの洗剤は絶対に使用しないでください。また、洗濯機、脱水機も軽くならば大丈夫ですが、強くかけすぎると高価な染物が台無しになってしまいます。洗い終わったら、軽くしぼる程度にしてください。

     

    ・乾燥について

    干しは、陰干しが原則です。袢天であれば、袖に竿を通して、しわを伸ばすように少し引っ張ってください。また、濡れたままでのアイロンがけ、暖房器具のそば、乾燥機などは、縮みの原因となります。

     

    ・クリーニングについて

    上記の通り、製品の特性を伝えた上で、乾燥に対してシビアに扱ってもらえる場合はクリーニングも大丈夫ですが、雑な取り扱いをされると、かなり縮むことがあります。可能であれば、ご自身で大切に洗濯していただければ幸いです。